- 給湯専用機:効率的な給湯を可能にする
- 給湯暖房機:暖房と給湯を一体化
- IH給湯機:省エネルギーで高い温度設定が可能
給湯器の種類
それぞれの特徴や、メリット・デメリット、ランニングコスト
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Point 01
・ガス給湯器
・電気給湯器
・ガス給湯器
ガス給湯器は、故障も少なく高い給湯力を持っているため、最も普及している給湯器の種類です。
都市ガスやプロパンガスを燃料としているためランニングコストがかかりますが、初期費用を安価に抑えられます。
一方で、運転音が大きい点や、お湯の使用量に合わせた製品を使わないと温度が上がらなくなるケースがある点には注意してください。
また冬場は、給水管が凍って破損する危険性があるため、凍結対策が必要になる恐れがあります。
・電気給湯器(電気温水器)
電気給湯器はオール電化住宅の普及により、さらに人気が高くなっているタイプで、「電熱ヒーター式」と「熱交換式」の2つの種類があります。
電気代の安い深夜~朝の時間帯にお湯を貯めておき、それらを電気料金の高い昼間に使用することで光熱費を抑えることが可能な仕組みです。
電力会社の時間設定によっては異なりますが、電気料金が割安である午後11時~朝7時の間にタイマーで稼働するタイプが一般的です。
ランニングコストがガス給湯器に比べて安価ですが、給湯の勢いは弱く、貯めておいたお湯を使い切ると水になるという欠点があります。
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Point 02
・石油給湯器
・ハイブリッド給湯器
・石油給湯器
石油給湯器は、灯油を燃料とする給湯器で、ガスに次いで人気のある種類です。
強力な給湯が可能で、寒冷地との相性が良好です。
ランニングコストが比較的かからないというメリットがある一方で、貯湯タンクが必要であること、灯油燃焼時の排気臭、作動時の騒音があることが最大のデメリットです。
また屋外に設置されるのが一般的ですが、給油の手間があるので大変と感じる方もいるでしょう。
・ハイブリッド給湯器
ハイブリッド給湯器は、電気とガスを用途によって切り替えられる給湯器です。
少ない資源で効率的にお湯を沸かせるので、地方自治体によっては、助成金の対象になるほど、エコロジーな給湯システムとして注目されてきています。
上手に使い分ければ、ランニングコストを大幅に削減できるのが嬉しいポイントです。
ガス給湯器などに比べると、給湯器本体のサイズが約2倍程大きくなってしまいますが、技術の進歩によりコンパクト型の開発もされるのではないかと期待されています。
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Point 03
・暖房機能付き給湯器
・エコ給湯器
・暖房機能付き給湯器
暖房機能付き給湯器は、お湯を沸かすと同時に、床暖房まで可能にする給湯システムです。
ガス式と電気式とがあり、沸かしたお湯を床下のパイプに循環させて室内を暖めることが可能です。
あまり設置場所を必要とせず、戸建でもマンションなどの集合住宅でも設置することができます。
ただしガス式の場合、床下に温水配管工事を行わなくてはならないため、物件によっては取り付けられません。
・エコ給湯器
エコ給湯器は、電気式の「エコキュート」、ガス式の「エコジョーズ」、石油式では「エコフィール」が生産されており、いずれも知名度が高いです。
エコキュートは、エアコンのように大気の熱を回収して熱効率を高めてくれる「ヒートポンプ式」、エコジョーズやエコフィールは、従来の機種ならそのまま放出していた排熱を、予熱として使用できる「潜熱回収式」のエコ給湯器です。
エコキュート・エコジョーズの比較
・エコキュートの特徴
「エコキュート」は、深夜に電気でお湯を作るエコ給湯器で、オール電化の家庭で特に多く利用されています。
作ったお湯を蓄える貯水タンクが必要になるため、庭やベランダに約1畳分のスペースを確保しなくてはいけません。
タンク内のお湯が切れそうになったら自動的にお湯は沸きますが、深夜帯以外の場合、割高になる電気を使用してしまうため、大家族の場合は気を遣うかもしれません。
またエコキュートは、深夜にタンク容量分のお湯を作りタンクに貯蔵しますが、これは1日分として生成されます。
もし1日のお湯の使用量が少ない場合、毎日無駄な量のお湯を作ってしまうことになり、電気の無駄遣いにつながるので注意が必要です。
さらに冬や寒冷地では、タンクからの放熱がある為、お湯を温める電力が必要になり、その分のコストがかかります。
・エコジョーズの特徴
「エコジョーズ」は、ガスを熱源とするエコ給湯器です。
従来のガス給湯器の場合、ガスの20%は排気ガスになっていましたが、エコジョーズはその排熱を上手に利用してお湯を作り出すため、使用するガスを節約できる仕組みになっています。
瞬間式のためお湯切れの心配がなく、タンクも不要なので、本体サイズはエコキュートの10分の1に抑えられます。
設置にかかる初期費用は、約25~40万円と、エコキュートと比較すると安く済みます。
ただし、エコジョーズはプロパンガスを燃料とした際、割高になることが多い傾向があるので注意が必要です
給湯器のメンテナンス方法
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